アトピーの湿疹やかゆみとさよならしたいと思いませんか?
ストレスについて
ストレスとアトピーとの関連性
以前は、アトピーはストレスとの関連性は指摘されてはいませんでした。
しかし、現代において、アトピの原因の一つとしてストレスがあげられています。
ストレスが急激に高まることにより、アトピーが悪化する成人のアトピーの患者が増えてきました。
我が家の娘もまったく、同じ状態です。規則正しい生活習慣、食生活のバランスが崩れ、ストレスが溜まってくると、目に見えて悪化します。
さらには、その傾向が小児においても広がってきているようです。
なぜ、ストレスによりアトピーが悪化するのかというと、ストレスにより、体内で「活性酸素」が増加するからです。
「活性酸素」というのは、本来は、ウィルスや雑菌などを酸化させて退治してくれる働きをしてくれます。
しかし、ストレスが溜まって体内に活性酸素が増え過ぎてしまうと、体の中でのバランスが崩れてしまうということになります。
余分に増えてしまった活性酸素は正常な細胞を攻撃してしまうことになり、そのことが、シミ・しわの原因ともなってしまいます。
さらには、脂質と結合すると、アトピーに限らず、いろいろな病気の原因ともなってしまうそうです。
ストレスを上手に解消しましょう
- リラックスできる時間を作る
- 運動などで体を動かす
- 旅行に出かける
- 規則正しい睡眠時間を確保する
- 音楽を聴いたり、読書などをしたりと趣味の時間を作る
ストレスには睡眠時間も影響します!
ストレスを改善するための睡眠時間は?
痒みなどが強くて睡眠時間が少なかったりすると、睡眠不足からストレスを増大させてしまいます。
昔は睡眠時間は8時間程度が望ましいと言われていました。
ですが、最近は睡眠時間は多すぎても少なすぎてもいけない、と言う意見も出てきました。
一般の健康な成人は6時間〜7時間半程度の睡眠時間が良いと言われるようになってきたのです。
しかしながら、睡眠時間には個人差が大変大きく、ショートスリーパーの人とロングスリーパーの人がいるので、ひとくくりに何時間が最も良い、というものでもないようです。
3〜4時の睡眠で平気な人もいれば、9時間から10時間必要な人もいます。
睡眠時間があまりにも長いとかえって寿命が短い、という意見もありますが、まだ確実にこの睡眠時間がベストという時間は結論が出ていないようです。
こればっかりは、体質や睡眠のタイプによっても、個人差があるため、断定できるものではないようです。
今のところ、一般論として、人それぞれ個人差はありますが、理想的には午後11時位には就寝するのが良いようです。
ようは、昨日の疲れを残さず、すっきりとした気持ちで朝、目覚められる時間を自分なりに見つけることが重要になってくるのではないでしょうか。
睡眠には疲れた身体を回復させ、身体そのものを再生させるという働きがあります。
- 内蔵を修復する時間は2時から4時位といわれます。
- お肌を修復する時間帯は23時から2時位といわれます。
時間帯によって身体の調子を整える部分が違っているのです。
そのために、ある程度の睡眠時間が必要になってくるということになるのです。
レム睡眠とノンレム睡眠のバランス
また、別の視点から、アトピーだけに限ったことではありませんが、なぜ睡眠時間がストレスに影響するのかといいますと、ノンレム睡眠とレム睡眠がバランスよくとれているか、ということにも関わってくるからです。
ノンレム睡眠とレム睡眠についてはご存知の方も多いと思います。
ノンレム睡眠とは
- 眠りが深く脳が休んでいる状態
- 身体も休んではいるもののレム睡眠よりは少し緊張気味
- ノンレム睡眠の時に起床すると目覚めが悪い
レム睡眠とは
- 眠りが浅く身体は休んでいる状態
- 脳は休んでいない状態
- レム睡眠の時に起床すると目覚めが良い
上記のようにノンレム睡眠とレム睡眠は働きが違っているのです。
そしてノンレム睡眠とレム睡眠の周期は90分と一般的に言われています。
最も良い眠りは眠り始めて短時間で深いノンレム睡眠の状態に到達し、レム睡眠時に起床するのが理想です。
あなたのリズムに合った睡眠時間を規則正しく取ることがストレスを減らすための
ひとつのポイントでもあるのではないでしょうか。